※記事内の画像は全てイメージです。実際の製品・写真とは異なります。
2003年に製作されたアメリカ映画『ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン』は、WWE(世界最大のプロレス団体)のスーパースターだったザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)が主演を務めたアクション・コメディ映画です。共演にはショーン・ウィリアム・スコット、ロザリオ・ドーソン、クリストファー・ウォーケンといった実力派俳優が集結。さらに、アーノルド・シュワルツェネッガーがノンクレジットでカメオ出演したことでも話題を集めました。本記事では作品概要・あらすじ・キャスト・制作背景・興行成績・日本公開の経緯まで、公的情報をもとに詳しく解説いたします。
① 作品概要:基本情報
『ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン』(原題:The Rundown)は、2003年にアメリカで製作されたアクション・コメディ映画です。アメリカのプロレス団体「WWE」が、当時団体所属レスラーだったザ・ロックを主演に製作しました。
監督はピーター・バーグ、脚本はR・J・スチュワートとジェームズ・ヴァンダービルト、音楽はハリー・G=ウィリアムズが担当しています。全米公開は2003年9月26日、日本公開は2004年5月29日です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原題 | The Rundown |
| 製作年 | 2003年 |
| 製作国 | アメリカ |
| 監督 | ピーター・バーグ |
| 脚本 | R・J・スチュワート、ジェームズ・ヴァンダービルト |
| 音楽 | ハリー・G=ウィリアムズ |
| 上映時間 | 104分 |
| 日本公開 | 2004年5月29日 |
| 日本配給 | UIP |
② あらすじ:アマゾンのジャングルを舞台にした追跡劇
ベック(ザ・ロック)は、ふとしたきっかけで暗黒街に借金を作ってしまい、返済のためバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)をしています。ある日、暗黒街のボスから「息子を連れ戻せ」という依頼が届きます。報酬は借金の帳消しと、ベックが夢に描いていたレストランの開業資金。さっそくベックは人里遠く離れた異国のジャングルへと旅立ちます。
その息子トラビス(ショーン・ウィリアム・スコット)がいるというジャングルは、政府の力が全く届かない一帯でした。この地を牛耳っていたのは、恐怖で民衆を縛り付ける独裁者ハッチャー。数々の黄金伝説を持つこの土地で金鉱を発見し、現地民を酷使しながら自らの王国を築き上げていました。トラビスがこの地に伝わる伝説の謎を解き明かし、黄金の秘宝のありかを突き止めていたと分かると、ハッチャーは彼を狙います。一方、ハッチャーに抗うゲリラ組織の女性リーダー、マリアナも、秘宝は自分たちのものだと主張します。なんとかトラビスの身柄を確保したベックですが、ハッチャーとゲリラ組織、そしてジャングルを相手に大苦戦することとなります。
③ キャスト紹介
WWEの人気レスラー、ザ・ロックがタフなバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)のベックを演じています。共演は「アメリカン・パイ」シリーズのショーン・ウィリアム・スコットです。
アカデミー俳優のクリストファー・ウォーケンが悪役ハッチャーを演じており、政界進出をはたし俳優業から”半引退”を表明していた当時のカリフォルニア州知事アーノルド・シュワルツェネッガーが、ノンクレジットで冒頭のワンシーンに出演しています。
ロザリオ・ドーソンはゲリラ組織のリーダーであるマリアナ役を演じており、ベックとトラビスの追跡劇に複雑に絡んでくる重要な人物を生き生きと演じています。
主な登場人物をまとめると以下の通りです。
| 役名 | 俳優 | 役柄 |
|---|---|---|
| ベック | ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン) | バウンティ・ハンター(主人公) |
| トラビス | ショーン・ウィリアム・スコット | ボスの放蕩息子 |
| マリアナ | ロザリオ・ドーソン | ゲリラ組織の女性リーダー |
| ハッチャー | クリストファー・ウォーケン | ジャングルを支配する悪の独裁者 |
④ シュワルツェネッガーのカメオ出演:世代交代を象徴する3秒間
本作の見どころのひとつとして語り継がれているのが、アーノルド・シュワルツェネッガーのカメオ出演です。
シュワルツェネッガーは2003年からカリフォルニア州知事に就任した関係で俳優としての活動を抑えていましたが、『ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン』(2003年)では3秒間のカメオ出演を果たしています。
この冒頭シーンはアクション映画の「世代交代」を象徴するものとして映画ファンの間で広く語られており、かつての大スターが新たな筋肉系アクションヒーローであるザ・ロックに「バトンを渡す」演出として受け取られています。クレジットには記載されていないにもかかわらず、話題性の高さという点において本作の重要な要素となりました。
⑤ 制作背景:プロレスラーから映画スターへ
本作は、アメリカのプロレス団体WWFのナンバーワン・レスラーから俳優へ転身したザ・ロックの『スコーピオン・キング』(2002年)に続く主演作です。
WWEが自団体のスーパースターを映画界に送り込むという戦略的な取り組みの一環として制作された本作は、ザ・ロックのプロレスラーとしての圧倒的な肉体と存在感を最大限に活かしたアクション映画となっています。監督のピーター・バーグは後に『バトルシップ』(2012年)や『ローン・サバイバー』(2013年)などを手がける実力派監督で、コメディとアクションを巧みに融合させたエンターテインメント作品に仕上げました。
⑥ 興行成績と日本公開の経緯
本作は全米映画ランキングで初登場1位を獲得し、全米興行収入は4,773万ドル、全世界興行収入は8,092万ドルを記録しました。
日本公開時は『ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン』というサブタイトルが付いていましたが、DVD化の際にサブタイトルは外され『ランダウン』としてリリースされました。しかしテレビ東京にて地上波初放送された際にはサブタイトルが再び付加されました。また、日本での配給は当初ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントにするつもりだったが、UIPに変更されました。
⑦ まとめ:ザ・ロックの俳優としての確かな一歩
『ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン』は、プロレスラーから映画スターへと転身したザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)のキャリアにおいて、重要な位置を占める作品です。全米初登場1位という好成績を収め、その後の『ワイルド・スピード』シリーズなどでの世界的な活躍へとつながる足がかりとなりました。シュワルツェネッガーとのカメオシーンをはじめ、コメディとアクションが絶妙に融合したエンターテインメント作品として、現在もDVD・ブルーレイ・各種動画配信サービスで鑑賞することができます。1980〜90年代のアクション映画が好きな方にも、ぜひおすすめしたい一作です。
🔗 関連まとめ & 5サイト横断リンク | Cinema Picks
この記事とあわせて読みたい映画ネタ
昔観た映画の話をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
